| 応えをさがす | 何もかも心のひだに押し込めぬ 行き違い雲は雨を運び来 静やかに一枚一枚落ち葉して西の空へとときを逝かしむ 抱き留めて欲しき時間に秒針の刻むリズムは鼓動と聞こゆ 頬伝うなみだ幾筋そのままに問答雲に応えをさがす 天窓にたしかな光たどり来て ここより永遠のひかりとなりぬ さびしきに心を寄せて歌を詠む人の心に光は差しぬ |
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| ここに在り | 「覚悟」など口にせぬまま秋は去り冬はそこここ春見えずして 遺(のこ)りたるメールに見える喜怒楽を今は哀しく読み返しおり ご子息の贈りくれたるパソコンにメール楽しと亡き師言いし日 お疲れを口には出さぬ歌の師の本音を語るメール遺(おく)られ とりとめもなきまま詠う悼み歌 せつざん咲きぬただただなりに (*雪山=せつざんという山茶花の種類) 振り返る道には足跡一歩二歩 せなを押されて吾はここに在り |
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| 溶 暗 | こっつんと忘れどんぐり落つる午後 トトロの森にまよいいる夕 祈りいる声は日暮れに溶暗すフューネラルマーチのちひそやかに夜 冬の夜に幽か灯りと見つめれば茉莉花の花しろく香りぬ 香りにも色あるならばその胸に薄桃色に添いたきものを 心寄せ思い重ぬるしばらくに薄むらさきのあかときの空 いかほどの雪が降るとも染まらずの色を保ちて笑む雪ノ下(ベルゲニア) |
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| 帰 去 来 | 言の葉の散れば心も散るものと寂しさ語ることなく去らん わが胸に「気づき」は鎮かにおさめたり 「おさらばえ〜」と物語閉ず 葬送は心に空洞作るらし 去りゆく者は追わず語らず コンコンとノックの音をやり過ごす いつもの椅子に座りし午後も 棄てられし思いのあまたポケットに拾いて歩むことにも疲れ 帰りたき処もいまは見つからず山の端にゆく夕陽に泣きぬ |
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| 思いても |
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| ニュース | 「元凶は女性ホルモン低下です」 肘は傷みて胸も痛みぬ |
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| 千の祈り |
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